目次
MooseCoinとは
音楽業界で、ビジネスの中心となるミュージシャンが、不本意な立場に置かれてしまっています。
インターネットが普及した今、音楽産業もコンテンツの配信やロイヤリティー等の収益を維持していますが、海賊版などにより、それらの利益は悪化されるなどしており、ビジネスモデルが確立しておらず、著作権が管理しきれていないのが現状です。
ミュージシャンが収入を得る元として、作詞、作曲、LIVE、グッズ販売、音楽教育、コマーシャル契約、楽曲のライセンス提供などありクリエイティブなビジネスがあるのですが、サポートするインフラが欠如している状況です。
これらを問題視し、解決する為に立ち上がったプロジェクトがMooseCoinになります。
音楽産業が抱える問題
音楽産業には今大きく3つの問題が存在します。
- 所有権、著作権
- 収益と分配
- ビジネスモデル
所有権、著作権
所有権、著作権を集中管理されておらず、所有権の把握に時間が掛っており、最悪の場合は権利保有者が確定されずに報酬が支払われないなども発生しています。
この様に不完全で不透明な問題に対して、リアルタイムに所有権、著作権を把握し、透明性を持たさせていく必要があります。
収益と分配
現在の収益構造システムの中で、一部の関係者に多くの利益が偏えており、反対に無名ミュージシャンなどは、見合った収益を得られていません。
さらに収益の支払いに数ヶ月もの時間がかかることもあるのです。
なので全ての関係者の報酬を再調整し、支払いは透明かつ迅速に実施される必要があるのです。
ビジネスモデル
様々なビジネスモデルがあるミュージシャンですが、その方法は各ミュージシャンが独自に考えています。
ノウハウをデータ化してミュージシャン同士で共用することで、よりスムーズに事業を始める事が可能となります。
事業化するにはオープンでフリーな情報が必要となってきます。そのためには良質なユーザーインターフェースが必要となります。
これらの問題を解決し、必要とされる事を実現する為に、MooseCoinはアーティストのためのブロックチェーンベースのプラットフォームを立ち上げ
商品を作っている真のクリエイターであるミュージシャンが、再び中心に返り咲く事を目的としているのです。
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MooseCoinの特徴
ミュージシャン、ストリーミングサービス、レコードレーベル、リスナーのためのプラットフォームになり、大きな特徴が2つ存在しています。
エンティティー
ブロックチェーン上で異なるエンティティーを置き、関係性の異なる契約を作成できます。
最初にアーティストと、楽曲、レコードレーベルのエンティティーが作られますが、各エンティティーはその後異なる契約を結ぶ事も可能となります。
この仕組みにより契約をアーティスト単位だけでなく曲単位でも可能としています
全事例へのスマートコントラクト
将来的に、全ての事例にスマートコントラクトを作る予定で、アーティストはスマートコントラクト内の権利や体系的なルールの中から、自分に必要な部分だけを取り入れる事ができます。
また「印税の支払い」「視聴ごとの支払い契約」「レコードレーベルとの一般的な協業」などを、自分に近い既存アーティストの契約と見比べることも可能となります。
利用者への特徴
プラットフォームを利用するミュージシャン、レコードレーベル、リスナーはプラットフォーム上で実現可能となる事には、それぞれに特徴があります。
ミュージシャン
・楽曲提供が可能
・ロイヤリティーの支払いを管理
・クラウドファウンディングでの資金調達が可能
・楽曲をブロックチェーンへ直接登録する事で、タイムスタンプ付きで著作権保護される
レコードレーベル
・簡単に所属アーティストをブロックチェーン上で契約を自動化
・コマーシャル契約、ライセンス契約、支払いなどが簡単になる
リスナー
・合法的に楽曲を楽しめる
・ミュージシャンや楽曲その物に寄付が出来る
ICO詳細
ICO期間
ICOは既に開始されており、2018年4月30日 23:59:59までとなっています。
※UTCかCETかが不明の為、ずばりの日本時間は不明ですが、どちらにしても日本時間の4月30日までは大丈夫なので、参加検討される方はそれまでに参加しておきましょう。
トークンボーナス
ボーナスは全体で購入された枚数により変わってきますので、早めに参加した方がボーナスは多くもらえます。
| Moose | ボーナス |
| 〜200,000,000 Moose | 100% |
| 〜380,000,000 Moose | 80% |
| 〜540,000,000 Moose | 60% |
| 〜1,500,000,000 Moose | 0% |
4月23日時点でもまだ、ボーナスは100%もらえますね。
購入可能通貨
購入は、BTC、ETH、LSK、LTC、DOGE、DASHで購入する事が可能ですが、通貨によってレートが異なります。
4月8日時点で計算されていた方がTwitterにいましたが、やはりLISKが一番お得に購入出来そうですね。
気になる方は購入前に計算し直してみてくださいね。
1円あたり何枚貰えるかざっと計算したら。
BTC=0.16
ETH=0.244
LSK=0.527
LTC=0.145
DOGE=0.25
DASH=0.272
みんな $LSK #LSK 買おう。 https://t.co/he5QBl9ddU— くるくる@Lisk (@liskurukuru) April 8, 2018
購入時の注意点
MooseCoinのICO参加時のトークンの送付は必ず各通貨のWalletから行ってください。
取引所から送金すると、トークンが配布されません。
【例】LISKの場合
・MooseCoinのデスクトップWalletかをウェブWallet作成します(Wallet 作成はこちら)
・Bit FliyerでLISKを購入
・LISK Nano WalletへLISKを送金
・LISK Nano WalletからMooseCoin Walletへ送金
という流れになります。
まとめ
MooseCoinは、実現しようとしている事が少し複雑な為、個人的にはブロックチェーン技術の1ステップ先の実現性を見たプロジェクトではないかと思います。
ですので少し実用されるまでには時間がかかるプロジェクトであり、短期的な価格上昇よりも中期保有が必要なトークンになるのかなと思います。
ただ、複雑となる部分があるがゆえに、ETHではなくサイドチェーンを持つLISKのブロックチェーン技術を採用したのではないでしょうか。
今後LISKのブロックチェーン採用が増え続ける皮切りなってほしいですね。
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