どうもぺけぽんです。
今回はHireMatchというICOについて、ホワイトペーパーをわかりかすく読み解いてみました。
多少ニュアンス等が違うこともあるかもしれませんが参考にしてもらえればと思います。
正式な情報のホワイトペーパーはこちらをご覧ください。
ちなみにHireMatchは「ハイアマッチ」や「ヒアマッチ」と呼ばれています。
目次
HireMatchとは
HireMatchは簡単にいうと、「ブロックチェーン技術を人材紹介分野に活かす」仮想通貨です。
現在の求人市場の質を世界的に向上し、求人サイト全体の費用を削減し、求職者の質を高め、人々のコミュニティを築くことにより、人材業界に革命をもたらそうとしており「HIRE」トークンを使うことで、求人市場の民主化を推進していくICOみたいです。
HireMatchはスマートコントラクトの導入により、リクルーターなどの仲介業者によるサービスを介入させず成立させる為、煩わしさがありません。
そして、HireMatchはビットコインなどの仮想通貨と直接競合することを目的としていません。
最終的な目標は、求人サイトや人材業界が今直面している問題に対する解決のサポートを提供することのようです。
多くの企業が直面している人材獲得の効率を高め、コストを削減するために、イーサリアム・ブロックチェーン技術とスマートコントラクトの両方を活用できるよう設計されたプラットフォームです。
HireMatchはクローズドループ決済システムを採用しており、新しいトークンが作成または破棄されることはありません。
HireMatchは自身のネットワークを強化するために (HIRE)トークン のみを受け入れていきます。
現在の求人サイト市場
現在、企業が人材を雇うためには、Indeed. com、Monster.com や Careerbuilder.com などの求人サイトを利用します。
そして、この様な大手と言われるメジャーな求人サイトが人材業界を独占しているのですが、どの大手サイトも古いサイトなので、システムは集中型システムが採用しています。
ですので、ソーシャルネットワーク(SNS)の強みを活かした、情報源から優れた応募者を見つけることができていないのです。
また、今の求人サイトは利用者にとって非常に複雑で、求人先を検索するのにも多くの時間がかかったりします。
中には、企業のホームページに何度もリンクで移動させるところもあり、なおさら時間がかかります。
ミレニアム世代の人材にとって、この様なサイトは、とてもスピーディーとは言えません。
現在の人材業界が抱える問題
今、人材業界が抱える問題は、下記があげられます。
・潜在的な応募者を見つけられない
・要件を満たす求人の候補者を十分に確保できない
・人材確保にかかる費用が高額
これらの問題に対し、Hire Matchは対応方法をあげています。
Hire Matchの人材業界の問題への対応方法
今、人材業界が抱える問題に対する、Hire Matchの対応方法は下記になります
潜在的な応募者を見つけられない
API上のスマートアプリケーションの使用で、企業ははFacebook、LinkedIn や個人的な連絡先で
繋がりのある友人や知り合いに仕事をオファーすることができるようになります。
そして、それらのソーシャルメディア(Facebook、twitter、LinkedIn)の力を活用して、
潜在的な応募者の注目を集めることで取り込むことを可能としていきます。
要件を満たす求人の候補者を十分に確保できない
インセンティブを提供するHire Matchの分散型ネットワークを使って有能な人材を探し、認証、募集することで対処します。
人材確保にかかる費用が高額
求人プロセスを分散型にすることにより、HireMatch.io は民主的で自由な求人市場を創出し、人材確保にかかるコストを効率的に削減します。
HireMatchのシステム
分散型市場が集中型市場よりも優れた意思決定を行うことは、これまでに何度も証明されています。
分散型ブロックチェーンベースの求人プラットフォームのために HireMatch.io を作成しました。
では実際、 取引がどのように行われるかを見てみましょう。

1、Acme Software は急速に成長しており、新しいソフトウェアエンジニアを探す必要があります。
2、人事担当者は募集要項をまとめ、新規人材を採用するために 10,000 (HIRE) トークンの支払いを選択します。
3、人事担当者は支払い用の (HIRE) トークンを持っている状態で、HireMatch.io ネットワークに求人を 投稿します。
4、求人情報はイーサリアム・ブロックチェーン上のスマート契約を介して公開されます。
5、投稿する為などの要件など、特定の要件を満たした企業には、スマートコントラクトが発行され、LinkedIn や Facebook の連絡先と電話番号を参照して、求人情報に対し適格な応募者を探すことができるようになります。
6、応募者が企業に選ばれると、最終的に2で支払われたトークンを、新規人材の雇用に関わったすべてのエージェントにスマートコントラクトを介してトークンが配布され、契約は終了します。
(エージェント:HireMatchのモバイルアプリやウェブサイトを介して働いている人のことです。)
契約の成功時にスマートコントラクトで配布される(HIRE)トークンの割合は下図のパーセンテージで行われるようです。

今後数年間で仮想通貨とブロックチェーン技術が主流になるに従い、このモデルを使用して人材業界にて大幅なマーケットシェアを迅速に獲得していきます。
HireMatchトークン(HIRE)
(HIRE)はヒアマッチ・ジョブ・ネットワークの部分所有権と燃料を表すERC20トークンです。
トークンの主な用途は、ユーザーエージェントに求人一覧のための求職者を募集、推薦、検証するようインセンティブを与えることです。
エージェントは、求職者を推薦して検証するとき、および/または参照された求職者が雇われたときに、スマート契約の実行を介してHireMatchトークン(HIRE)で支払われます。
HireMatchトークン(HIRE)は、ヒアマッチ従業員募集プラットフォームを推進するための主で唯一の燃料です。
トークンの総発行数:1億(HIRE)トークン 発行回数:1回
30%は、12ヶ月の保有期間を条件に、創立チームメンバーに割り当てられます。
これらのトークンは、HireMatch創業チームとHireMatch社の従業員への長期的なインセンティブとして使用される
HireMatchトークン取得方法
企業や求人者は、求人情報をプラットホームに掲載する為には、HireMatchトークン(HIRE)を取得している必要があります。
そこでHireMatchトークン(HIRE)の取得方法になります。
・ICOのプレセールにて購入
(イーサリアム(ETH)にて購入可能 。BTCやイーサリウム・クラシックなどの他の通貨での購入は、HireMatch.io ウェブページの変換サービス経由で(HIRE)を購入が可能)
・HireMatchプラットフォーム(間接利益分配/買い戻し)または取引所を通じて購入
・HireMatchのウェブサイトやモバイルアプリを通じて、多くの暗号化市場や個人から転送を介して取得
HireMatchトークン(HIRE)の価値を長期的に向上させる
HireMatchトークン(HIRE)の価値を長期的に向上させるために、HireMatchはすべてのヒアマッチトークン所有者のために間接的な利益分配というユニークなアプローチを実施します。
間接的な利益配分とは
一年に一度、HireMatch.ioは前会計年度を通じて得られた利益でHireMatchトークン(HIRE)を購入するそうです。
HireMatchは、その購入したトークンを、自社のインターフェース内でHireMatchトークン(HIRE)をクレジットカードや他の従来使用されている支払方法で、購入を希望する企業や求人担当者に販売します。
これにより2つの効果を得ることができます。
1つ目は、 現在、仮想通貨では多くの売り手が2種類のIDと長い待ち時間が必要となっているため、あらゆる種類の仮想通貨で様々な問題が発生しています。
HireMatch.ioでは「買い戻し」プログラムという物を使用し、企業や求人者にサイトやモバイルアプリから直接HireMatchトークン(HIRE)を得るということを可能とし、取引にストレスのない方法を提供していくそうです。
2つ目は、「買い戻し」プログラムにより、HireMatchトークン(HIRE)の供給が時間の経過とともに減少していきます。
その代わりに需要と市場価格が上昇し、実質価値と利益が私たちのトークン保有者に還元されることです。
HireMatchの今後の計画
研究、開発、テスト、マーケティング、ユーザー、開発者、さまざまなマイルストーンを通じて、HireMatchを導入する予定とのことです。
リサーチ、拡張、マーケティング、そして未来の4つの段階があります。
それぞれ独自のマイルストーン、目標、および焦点を持っています。

1、研究
スケーラブルで堅牢な分散型雇用プラットフォームの計画と実施に必要な市場情報を収集します。
2.実装と拡張
HireMatch.ioプラットフォームのモバイルアプリケーション、API、およびウェブアプリケーションのベータ版を作成およびリリースします。
3・マーケティング
従来の広告(オンラインおよびオフライン)、展示会、ウェビナーを通じて、プラットフォームとそのメリットを一般大衆および求人業界にマーケティングします。
人事管理者、採用担当者、またはヒアマッチ.ioプラットフォームのメリットを享受できる人材を対象としています。
4.未来
ヒアマッチ・インフラストラクチャとAPIを構築して、2,3,4を無限に回し続けます。
この実に革命的なヒアマッチコンセプトとそのトークン(HIRE)は、多くの初期の興味を持った投資家により、時間の経過と共に急激に増加し、関係者にさらに大きな利益と成功をもたらすと期待されています。
まとめ
HireMatchが成功すると人材を確保する企業や、働き先を探す人もずいぶん便利になるように思います。
ただ、個人的には、HireMatchのシステムの「新しいソフトウェアエンジニアを探す必要があります」の一文が納得できていないので、もう少し調べます。
あと、日本語と英語しかサイトが見当たらない点もです。そのあたりを、理解出来なければ投資はしないと思います。
本当に投資される方は、きちんと自身の目で生のホワイトペーパーを読みきちんと理解してから投資することをおすすめします。
ただし、ICOへの投資はは自己責任です。必ず自身で判断するようにしください。
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