コインチェックのXEM返金により、一時は少し回復した相場も本日3月15日では全体的に大きく下落していますね。
SNSでは「G20までは様子見」や「G20終わるまでは下落するだろう」などの投稿も目にしますね。
なぜG20までは様子見や下落なのか、そもそもG20とは何なのかをまとめました。
G20とは?
G20とは「Group of 20」のことで、G7と呼ばれる主要国首脳会議に加盟する7ヶ国とその他の13ヶ国の計20ヶ国の事を指しています。
■G7
加盟国アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ
■その他の国
EU(欧州連合 欧州中央銀行)、ロシア、中国、韓国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン
今、話題となっているのは、このG20で行われる財務相・中央銀行総裁会議になります。
G20財務相・中央銀行総裁会議とは、中央銀行の総裁と各国の財務大臣が集まり国際的な経済・金融問題について話し合いが行われる場所です。
1999年以降、原則年1回は開催されてきましたが、2009年以降、世界的な金融危機を契機に重要性が高まり、開催頻度も増えて来ています。
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今回のG20財務相・中央銀行総裁会議が仮想通貨に影響するの?
今回のG20財務相・中央銀行総裁会議が注目を浴びているのは議題が「仮想通貨の規制について」だからです。
仮想通貨の市場が急激に大きく成長したと同時に、ICO詐欺やマネーロンダリングなどの犯罪に使用されていることから、各国では仮想通貨を危険視し独自の規制などで、国ごとに少しずつ法整備がされていっていましたが、今回初めて全体で話し合う事になりました。
会議は下記日時と議題にて行われる予定です。
■日時:2018年3月19日〜20日
■場所:アルゼンチン(首都ブエノスアイレス)
■議題
・仮想通貨取引所への規制とユーザー保護
・ICO規制(犯罪資金調達、マネーロンダリング)
・価格の変動を扇動する情報を流す人の扱い
・匿名性通貨の取り扱い
つまり、すごく簡単にすると
・ハッキング被害が相次ぐ取引所自体への規制を決め利用ユーザーを守る方法
・犯罪なくす(減らす)方法
・価格操作が出来る市場を改善する方法
・犯罪に使われ可能性のある通貨の対応方法
を決めようということですよね。
今回のG20財務相・中央銀行総裁会議は、規制と言っても良い方向に規制される様な内容になるのではないかと、個人的には楽観視してみています。
むしろ今は仮想通貨市場にルールがあまりにもなく、一部の人が好き勝手やっている事実の部分だと思いますので、しっかり整備されていくと良いですね。
ただ一つ気になるのが、匿名性通貨の取扱いです。
これは最悪の場合、かなりマイナス方向の規制が入ると思います。個人的には匿名性通貨は好きなので、将来的には良い方向となる規制としてほしいですが何とも言えませんね。
まとめ
今回のG20財務相・中央銀行総裁会議は、「大きく不安視する内容ではないのでは?」と個人的には思っています。
が、凡人が思いつかない様な規制が発表される可能性も0ではありません。いずれにせよ財務相・中央銀行総裁会議が終了するまでは少し価格は気にしておいた方が良さそうですね。
今回の会議により、最終的にどんな内容が発表されるかはわかりませんが、仮想通貨市場を「潰す規制」ではなく「守る規制」を決める会議であり、しっかりとした規制により信用を得て、ブロックチェーン技術と仮想通貨が世の中に広がっていくきっかけとなる発表になる事を期待しています。
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