どうもぺけぽんです。今回はイーサリアム
(Ethereum)について、誰でもわかるようにまとめました。
目次
仮想通貨イーサリアム(Ethereum)とは
イーサリアム(Ethereum)はビットコインと同じく「暗号通貨」です。
暗号通貨の基準の一つとしてあげられる時価総額は、1000以上ある暗号通貨の中でビットコインに次ぐ第2位です。(2017年10月現在)
イーサリアム(Ethereum)は2013年に設計が始められ、2014年7月に販売が開始されました。
そして日本の暗号通貨取引所では2015年ごろから取引がスタートしました。
イーサリアム(Ethereum)のプロジェクトが調達し資金は、スイスに設立されている「イーサリアム財団」という非営利団体に管理されており、開発者は世界中に存在し、日々イーサリアムの開発を進めております。
開発者の中で貢献した人には報酬が与えられ、そのインセンティブもあり開発は次々と行われております。
イーサリアム(Ethereum)は開発者チームは存在しますが中央管理をする団体は存在しません。
世界中に分散された端末(ノード)によって構成されるP2Pネットワークシステム(中央管理するサーバーのないシステム)です。
ここはビットコインと同じですね。
イーサリアム(Ethereum)の特徴
ビットコインと同様に「暗号通貨」と称される「イーサリアム(Ethereum)」ですがその特徴は大きく異なります。
ビットコインは[決済システム」を主にしているのに対し、 イーサリアム(Ethereum)はアプリケーションを作成する為の「プラットホーム」です。
つまりイーサリアム(Ethereum)のブロックチェーンを利用することで、誰でもアプリケーションを作成する事ができるのです。
そのプラットホームの名前をEVM(Ethereum Virtual Machine)」と言い、「ブロックチェーンを利用した柔軟なアプリケーション作成プラットホーム」を元に設計されています。
ですので、イーサリアム(Ethereum)はビットコイン(Bit coin)よりも、幅の広いアプリケーションを作成することに優れているのです。
(ビットコインのブロックチェーンを利用してもアプリケーションを作成する事も可能です。)
イーサリアム(Ethereum)の通貨
イーサリアムの通貨単位を「ETH(イーサ)」と呼びます。イーサリアムは決済システムではなくプラットホームですが通貨を持ちます。
イーサリアムの通貨はイーサリアムブロックチェーン上で作成されたアプリを稼働する際に利用されます。
「ETH」はイーサリアムアプリケーションを動かす為の燃料のようなイメージです。
「ETH」は燃料ですので、使用すると「Gas(ガス)」と呼ばれる手数料のような物が発生ます。
イーサリアムの「ETH」は個人間で残高を元にやり取りが可能です。つまり通貨としての機能も持っています。
その為、円やドルなどの法定通貨やビットコインなどの暗号通貨でレートが存在します。
イーサリアムアプリケーションが増え、その燃料である「ETH」の需要が増えれば「ETH」の価格は上がります
イーサリアムの機能と弱点
イーサリアムはアプリケーションを作成するプラットホームとしての機能に優れております。
それゆえの弱点も存在します。
ビットコインのブロックチェーンは取引データでほとんどが埋められます。
しかしイーサリアムはブロック上に特定のデータを埋められるようになっております。
簡単に言うとブロックチェーンのブロックの中に何か他の事を記述できる空白のブロックが存在します。
この空白の部分がイーサリアムの特徴にもなります。
この空白のブロックにが存在することで、ブロックチェーンを利用したアプリケーションの開発ができるのですが、 同時に弱点も生み出す原因ともなっています。
ですのでイーサリアムは度々この弱点を攻撃され合う事も多く、システムの修正も多いのです。
この攻撃の対策として、過去に1度ハードウォークをしており、その時に生み出された通貨が「ETC(イーサリアムクラシック)」です。
また、イーサリアムブロックチェーンを利用して作成されたアプリケーションはイーサリアムの開発者やイーサリアム財団とは全く異なる独自の組織を形成します。
つまり、イーサリアムブロックチェーンのアプリケーションを元に新たな通貨が生まれるのです。
スマートコントラクト
イーサリアムのテクノロジーの中には「スマートコントラクト」と呼ばれるものがあります。
「スマートコントラクト」は「スマートな契約(contract/コントラクト)」という意味です。
イーサリアムではスマートコントラクトをブロックチェーン上に作成することができます。
そしてイーサリアムではブロックチェーン上に「取引と一緒に契約も残してしまえる」ということです。
最もわかりやすい一例を紹介します。

イーサリアムを利用して暗号通貨を「A君がB君に1000円分送金。そして1年後にB君はA君に2000円にして返す」という契約を結んだとします。
この「契約自体」をブロックチェーン上に記録してしまうのです。
つまり「契約書をブロックチェーン上に記録として残しておく」ということです。
改ざんすることが難しいブロックチェーンに契約を残せるとなると、自然と契約の改ざんすることも消滅させることもできなくなります。
ブロックチェーンの技術を応用し、スマートに契約を交わし、その契約ブロックチェーン上に記録で残しておく。これがスマートコントラクトです。
今までは、このような契約は裁判所・登記所・銀行などの中央機関が保証してくれていましたが、第三者機関に頼れば必ず費用と時間がかかっていましたが、それを不要とすることを可能とした技術です。
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